仁瀬本神楽
(にせもとじんじゃかぐら)
活動中
分類名:神楽
天明5年(1785)に仁瀬本神社の拝殿と神殿を新築した際に、古戸野権現社(五ヶ瀬町)の社人から伝授されたと伝わります。岩戸神楽の一種で、締太鼓、銅拍子、笛の囃子に、ハナと呼ばれる神楽歌を歌い、鈴、扇、御幣、太刀、弓、盆、竪杵、榊、杖の採物を用い舞われます。演目は33番で構成されており、途中で真言が唱えられた後、刀の刃の下を舞いながら潜る「岩潜(いわくぐり)」のように修験の影響の強い演目や「八鉢(やつばち)」のように太鼓の上で逆立ちをするユーモラスなものがあり、バラエティーに富んでいます。
地域
山都町
分類
神楽
伝承地
山都町二瀬本(旧蘇陽町)
文化財指定等
山都町無形民俗文化財平成28年12月22日
主な公開日
8月、9月夜神楽:1月下旬
場所
仁瀬本神社 (他、秋葉神社) ※夜神楽:二瀬本コミュニティセンター
保存団体
仁瀬本神社神楽保存会