小川阿蘇神社の奴舞
(おがわあそじんじゃのとこせい)

活動中

分類名:祭礼(信仰)

大名行列の奴のしぐさを、子どもたちが演じながら町を練り歩くもので、このあどけなさに人気があります。八代の妙見の祭行事が整ったのは元禄4年の頃ですが、小川のこれらの出し物はそれを習ったものでしょう。奴舞はその掛け声から通称「とこせい」と呼ばれており、奴長(やっこちょう)と呼ばれる小川町寺町(てらまち)地区の青年を先頭に、小川小学校の1年生から6年生まで約20人と保育園児数人で大名行列を演じます。その始まりは定かではありませんが、寛政6年(1794年)の文献に獅子舞と共に登場しています。

地域

宇城市

分類

祭礼(信仰)

伝承地

小川町小川(寺町)

文化財指定等

小川町無形民俗文化財 昭和50年9月16日

主な公開日

2021年10月

場所

小川阿蘇神社

保存団体

寺町奴舞保存会