小川阿蘇神社の獅子舞
(おがわあそじんじゃのししまい)

活動中

分類名:獅子舞・虎舞・牛舞(獅子舞)

獅子舞は、小川町上町・中町・新町地区の青年と小川小学校の子どもたちにより演じられる勇壮な舞で、文禄元年(1592年)熊本城主加藤清正公が朝鮮半島へ出兵した際、陣中に毎晩、大虎が現れ、番兵を次々と襲ったため、一家臣が大木を切り見事な獅子を刻んで陣中に置いたところ、その晩から大虎が襲わなくなりました。清正公は大いに喜び、帰還して熊本市藤崎八幡宮で御礼大祭を開いたとき、これにあやかって魔よけに獅子舞を奉納し、その後、小川の阿蘇神社で奉納されるようになったといわれています。小川阿蘇神社の秋の大祭で奉納されるもので、太鼓、ドラ、チャルメラや服装などに中国情緒があふれ、子供の玉にじゃれ遊ぶ獅子の静また動の様子は、勇壮でまたほほえましいものがあります。

地域

宇城市

分類

獅子舞・虎舞・牛舞(獅子舞)

伝承地

小川町小川・西北小川(上町・中町・新町)

文化財指定等

小川町無形民俗文化財 昭和50年9月16日

主な公開日

2021年10月

場所

小川阿蘇神社

保存団体

上町・中町・新町獅子舞保存会