川上の餅つき
(かわかみのもちつき)
活動中
分類名:生産・生業
天明5年(1786年)非常な干ばつ、飢渇のために雨乞いが数回行われ、雨が降り、その危機を逃れて今まで伝承されている行事です。昔の服装は、しゅろの皮のようなものをつけて跳んでいたとも、また、神の眷族のような衣装ともいわれていました。明治10年、西南戦争で焼失し、餅搗きの由来や衣装、祝詞など保存された記録も道具も焼失したそうです。今は古老の話をもとに、笛や太鼓、祝詞、臼、杵の道具を復元し、手甲、脚絆、草鞋履き、鉢巻き、襷がけの衣装で、搗き手4人や粉取り一人などの配役で、村の世話役のもと若者が総がかりで演じています。
地域
氷川町
分類
生産・生業
伝承地
氷川町(旧宮原町)川上
文化財指定等
氷川町(旧宮原町無形民俗文化財 昭和44年3月13日)
主な公開日
不定期
場所
川上
保存団体
川上のもちつき保存会(川上区)