平国六方踊り
(ひらくにろっぽうおどり)

活動中

分類名:風流(風流踊)

平国の六方踊りは、物語を表現する県内でも珍しい踊りです。起こりは不明ですが、地元の古老に聞くところによると200年前くらいから、伝承されているといわれています。六方とは侠客(強い者をくじき、弱い者を助ける人)のことを言い、剛健めかした踊りで、柔軟な言葉や動作は避け台詞も動作も大袈裟に表現するので、まるで歌舞伎を見ているようです。祝いごとや、雨乞いなどによく踊られ、殊に雨乞いに踊って雨の降らなかったことは、一度もなかったといわれています。この踊りは、これまで踊り手が老齢となり、明治100年の記念行事で踊られたのを最後に途絶えていました。しかし、「子供達に見せたい」と踊りを再現しました。 《構成》歌1人、太鼓1人、三味線1人、武士5人、奴10人。

地域

津奈木町

分類

風流(風流踊)

伝承地

津奈木平国

文化財指定等

津奈木町無形民俗文化財 平成4年5月21日

主な公開日

不定期

場所

各種イベント・催し事等での披露

保存団体

平国六方踊り保存会