御田植神幸祭
(おたうえしんこうさい)

活動中

分類名:祭礼(信仰)

国の重要無形文化財阿蘇の農耕神事の一つです。阿蘇神社の祭のおり(7月28日)に行なわれるもので、一般には御田祭(御田植神幸式)とも呼ばれています。 芸能次第としては、猿田彦面を先触れに四基の神輿が一ノ行宮に渡御し、祭式のあった後二ノ行宮に渡御し、ここでも同様の祭式を行ないます。夕刻に本社に還御し、お田植式などを行なうが、この間に、宇那利【うなり】、獅子、早乙女、田楽、人形などが加わって古風な田遊び様の芸能を示す。また田植式に際しての歌や、行列道中に唄われる御田植歌には古典的なものが多く、芸能史のみならず国文学史上にもきわめて貴重な資料となっています。特に、神幸式に田歌が唄われたり、人形の傘鉾の出たりする演出法は芸能として珍しく、地方的な特色の顕著なものでです。

地域

阿蘇市

分類

祭礼(信仰)

伝承地

一の宮町宮地

文化財指定等

主な公開日

2021年7月

場所

阿蘇神社

保存団体