松合雅楽
(まつあいがらく)
活動中
分類名:その他
雅楽は宮廷音楽で、允恭天皇の葬儀に参列した新羅の音楽家が伝えたと言われています。平安時代に中国・朝鮮などの外来音楽に日本古来の音楽が加わり、形式も内容も大いに充実しました。雅楽は、日本の音楽の中ではもっとも体系的な理論を持ち、後世の歌謡に多くの影響を与えています。松合の雅楽は、明治9年の新風連の乱のあと、松合町救の浦(すくいのうら)地区に隠れ住んだ宮中の雅楽師が松合の人たちに伝授したのが始まりです。楽器は、楽太鼓(がくたいこ)、鞨鼓(かっこ)、鉦鼓(しょうこ)、龍笛(りゅうてき)、鳳笙(ほうしょう)、篳篥(ひちりき)、笏拍子(しゃくびょうし)、箏(こと)を用い奏楽します。
地域
宇城市
分類
その他
伝承地
不知火町松合上
文化財指定等
不知火町無形民俗文化財 昭和50年10月27日
主な公開日
2021年11月
場所
加藤神社 大蔵神社 甲佐神社
保存団体
松合雅楽保存会