栄町の獅子舞
(さかえまちのししまい)

活動中

分類名:獅子舞・虎舞・牛舞(獅子舞)

栄町の獅子舞は「二人立ち、二頭立ち」の獅子頭を用うる本格派のもので、松橋神社の奉納舞楽です。まずその演舞の形式は牡丹花の下で眠っている雌雄両頭の獅子が童子の振る鈴の音に目を覚まし、その一方の手に持つ珠に戯れて舞い狂う夢幻的な世界を現出したもので、その演舞をリードする物哀しいチャルメラなどの優艶な楽の音とともに見る人をして思わずメルヘンの世界に誘うものがあります。この演舞に携る人員は獅子係4人、交代を含めて8人、中国服の童子が交替を含めて2人、笛、鉦(かね)、チャルメラなどの楽器係数人、このほか満開の牡丹花を乗せ台車を引く子供や大人が10数人、世話役などを加えると数10人の大一座となります。

地域

宇城市

分類

獅子舞・虎舞・牛舞(獅子舞)

伝承地

松橋町松橋字瓶屋

文化財指定等

松橋町無形民俗文化財 昭和46年12月11日

主な公開日

2021年10月

場所

松橋神社

保存団体

栄町獅子舞保存会