内野の棒踊り
(うちののぼうおどり)
活動中
分類名:風流(棒踊り)
伝承によれば、江戸時代末期に薩摩から内野地区に養子に来た庄次郎という人が、以前から伝わっていた踊りを現在のような形にして教えたとされています。この棒踊りは6人1組を基本とし、総勢10組60人で組織されていたが、現在は2組12人で踊られます。特徴的なのは、踊り手の半数が女性であることで、男性が6尺棒、女性が太刀を持つ、衣裳は男女により長着物が異なるのみで、他は同じです。踊りは、(1)入場にあたる「庭入り」、(2)開始の挨拶にあたる「礼式」、(3)6尺棒を3人で打合う「棒踊り」(4)男女による棒と太刀の打合いと手踊りからなる「太刀踊り」、(5)退場、という内容で、歌い手2人による歌が伴う、この踊りは、雨乞いや初盆供養、祝賀行事等の機会に踊られてきました。
地域
芦北町
分類
風流(棒踊り)
伝承地
芦北町大川内
文化財指定等
熊本県重要無形民俗文化財 昭和42年4月19日
主な公開日
不定期
場所
子供たちへ伝承活動
保存団体
内野地区棒踊り保存会