大久保の棒踊り
(おおくぼのぼうおどり)
活動中
分類名:風流(棒踊り)
唄に合わせて棒や鎌を振りながら踊りの場へと進み、「やーさ」のかけ声とともに棒踊りが始まります。唄に合わせて棒と鎌を打ち合わせたり、飛び越えたりしながらの踊りです。 三列縦隊で踊るこの踊りは、両側が六尺棒を持ち、真ん中が鎌を持つ。昔は本物の鎌を持って踊っていました。 江戸時代後期から明治の初め頃、八代市高田の踊りを受け継いだと言われ、元々は日照りの時の雨乞い踊りとして始められたといいます。 現在は五穀豊穣の祈願として祭りに奉納したり、落成式などのお祝いの時に踊られています。唄も上品で、球磨地方の棒踊りの中でも特に勇壮なものです。
地域
多良木町
分類
風流(棒踊り)
伝承地
多良木町黒肥地
文化財指定等
多良木町無形民俗文化財 昭和54年12月17日
主な公開日
毎年9月ごろ(地域の敬老会等)
場所
大久保公民館分館
保存団体
大久保棒踊り保存会