肥後神楽
(ひごかぐら)
活動中
分類名:神楽
玉名市に伝わる神楽は、いずれも肥後神楽と称される系統に属するとされています。肥後神楽は県内に一番多く分布する神楽です。 元は神職によって行われていたと考えられ、直面(ひためん)の採物舞(とりものまい・手に道具を取り持って行う舞)が主で、着面の舞は一つしかありません。採物舞は右手に鈴、左手に採物を持って舞います。採物は剣を中心に弓、榊、御幣があります。また、曲目の多くは採物の名称をとっています。鬼神が登場する着面の舞は「国津(くにつ)」といい、玉名では「ゴダン(御談、五段、吾段など表記はさまざま)」と呼ぶ地域が多く、横島では「二天(にてん)」と呼んでいます。
地域
玉名市
分類
神楽
伝承地
玉名市内各地
文化財指定等
玉名市指定重要無形民俗文化財 平成22年4月21日
主な公開日
10月中旬~12月上旬
場所
立願寺公園(玉名市立願寺543) 市内各神社
保存団体
玉名市神楽連絡協議会ほか