十五夜の綱引き
(じゅうごやのつなひき)

分類名:年中行事

この地区に数百年前から伝わる正月伝統行事。住民約120人が五穀豊穣と無病息災を願い、大綱を引き合います。地元によると昔は子どもたちが各農家から稲藁をもらって編み、1月15日夜に引き合っていました。大綱は長さ20数メートルで現在は約10年に一度編むといいます。中央部分の太さは直径約30センチあり、大綱を持ち上げる約30本のがぶり綱と両端に6本ずつ引き綱があります。住民たちは大綱に二礼二拍手一礼し、お神酒や野菜、米などを奉納。太鼓の合図でがぶり役の大人たちが綱を何度も高く持ち上げて地面にたたきつけると、二手に分かれた住民たちは綱を引き合います。

地域

熊本市

分類

年中行事

伝承地

植木町亀甲

文化財指定等

主な公開日

場所

亀甲東地区広場

保存団体