植柳盆踊り
(うやなぎのぼんおどり)

活動中

分類名:風流(盆踊り)

江戸時代の始めごろ始まったといわれ、現在はお盆の夜に八代市立植柳小学校の校庭で開かれる「ふるさと祭り」の行事で盛大に踊られるとともに、地元町内の初盆宅(初盆を迎えた家)で供養のために踊られます。 楽器を用いず、口説き手の口説き唄のみで物語をつづり、老若男女の踊り手は「とまり」のない緩やかな振りで踊ります。踊り手の装束(服装)は、男は座頭笠、女は黒頭巾で顔を覆い、白い着物に黒い帯という特徴的な姿です。これは「折助とおすて」という植柳の若い男女が心中する姿を表わしており、悲恋心中の道行きとお盆とが重なり、別名「亡者踊り」とも呼ばれています。単調な旋律と「ヨイヤサ、ヨイヤサ」の囃子が味わい深い哀愁をかもし出します。

地域

八代市

分類

風流(盆踊り)

伝承地

植柳校区

文化財指定等

植柳盆踊り 県指定無形民俗文化財 平成13年5月18日、植柳の盆踊 国選択無形民俗文化財 平成26年3月10日

主な公開日

8月14日

場所

植柳小グラウンド等

保存団体

植柳盆踊り保存会