球磨地方の臼太鼓踊り(七地)
(くまちほうのうすだいこおどり(しちち))
分類名:風流(臼太鼓踊)
この踊りはその部落の青年に継承されるもので、以前は長男でなければ技を伝えなかったほど、厳格な不文律を設けられていました。歌が和讃に近いところを見ると、大念仏から出たものであることは確かであり、相当古いもと思われます。踊りの人員は正しくは18名編成ですが、普通10名で行われます。踊り手は大太鼓をもった頭1人、太鼓をもった関2人、脇5人、鐘5人、唄い手4人、世話人若干名で、衣装は全員そろいの装束、足袋、草鞋、手甲、水牛角尾の兜、関は鍬形の兜、脇は鹿角の兜、鐘打は赤熊をかぶります。
地域
人吉市
分類
風流(臼太鼓踊)
伝承地
七地町
文化財指定等
熊本県重要無形民俗文化財 昭和36年6月26日
主な公開日
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