上川下獅子踊り
(かみかわしもししおどり)

分類名:獅子舞・虎舞・牛舞(獅子舞)

川辺の上川下地区に伝わる郷土芸能。地区の長男によって伝承されてきました。発祥は不詳ですが、昭和58年に奈良文化財保護協会が鬼面を調査した結果、江戸時代前期1680年代のものと鑑定されました。 富士の裾野で巻狩りがあり、農民に助けられた子連獅子が、ご恩返しに踊ったのが始まりで、天の恵みを受けて農民が栄えるよう豊年踊りと雨乞踊りとして伝えられました。球磨地方における獅子踊りは、この地区が唯一のものです。 少子高齢化や、踊り手の転出により活動休止中であり、再開のめどは立っていません。

地域

相良村

分類

獅子舞・虎舞・牛舞(獅子舞)

伝承地

相良村川辺上川下

文化財指定等

相良村無形民俗文化財 昭和62年1月21日

主な公開日

現在活動なし

場所

保存団体

上川下獅子踊り保存会