下本庄雨乞い踊り
(しもほんじょうあまごいおどり)

分類名:風流(風流踊)

江戸後期から明治、大正期にかけて、各地区において雨乞い踊りが大変流行し、当時、下本庄地区は比較的裕福な農家が多く、自然と雨乞い踊りにも熱が入り、盛んに行われていました。その熱が高じて、村の有志が安来節(やすぎぶし)の本場まで出向いて踊りを習い、それを道中踊り風にアレンジして、区民そろって踊ったと伝えられています。戦中戦後の混乱で太鼓もなくなり、踊りも継承する者がなくなってしまい、次第に廃れていきましたが、これを惜しむ区民で、平成9年に郡浦地区町民館の建設を機に、日本舞踊の先生に依頼して、安来節を音頭風に手直しし、新雨乞い踊りを復活させました。

地域

宇城市

分類

風流(風流踊)

伝承地

三角町下本庄

文化財指定等

主な公開日

場所

保存団体