人吉市の棒踊り(大塚)
(ひとよししのぼうおどり(おおつか))

分類名:風流(棒踊り)

明治30年頃、鹿児島から来た伝次郎により尚武の気風を養うため薙刀踊りを大塚地区の椎葉伝蔵外10数名に伝え、その後3つの踊りに派生し現在の形となりました。大塚地区の長男によって継承され、踊り手は総員18人、歌い手1〜3人で演じられます。6人1組で6尺棒と長鎌とを打ち合う「棒鎌打分踊り」、6人1組で3尺木刀と6尺棒とを打ち合う「棒と木刀の打分踊り」、4人1組で薙刀と小鎌とを打ち合う「薙刀踊り」、6人1組となって3尺木刀で打ち合う「3尺打分踊り」、の4つで構成されています。踊り手は一振ごとに相手を替え調子を合わせて前後10回打ち合います。歌は道歌、宮入りの歌、踊りの歌、帰りの歌があります。

地域

人吉市

分類

風流(棒踊り)

伝承地

大塚町

文化財指定等

熊本県重要無形民俗文化財 昭和36年6月26日

主な公開日

場所

保存団体