峯の宿のばんば踊り
(みねのしゅくのばんばおどり)

活動中

分類名:風流(盆踊り)

8月の盆の夜、部落総出で、初盆の家の前で、初盆の家がないときは広場で、バンバ踊りと称す盆踊りが行われます。この踊りは、寛政時代に日向高千穂方面から伝えられたといい、文政2年(1819)に氏神に奉納した記録が残されています。踊り手は、浴衣に、男は鉢巻、女は姉さんかぶりの仕度で、輪になって、笛、大太鼓、小太鼓に、太夫口説(くどき)という歌い手の歌にあわせて踊ります。踊りは、扇子踊り、太刀切り、綾筒、左衛門、二つ拍子、八百屋、弓引き、三勝踊り、団七踊りなどで、二本扇、綾棒、綾棒と扇、長刀、刀を持ったり、手踊りで踊ります。

地域

高森町

分類

風流(盆踊り)

伝承地

高森町峯の宿

文化財指定等

熊本県無形民俗文化財 昭和56年3月26日

主な公開日

8月 草部北部夏祭り 10月 地域体育祭

場所

峯の宿の初盆の家、墓地

保存団体

峯の宿ばんば踊り保存会