戸馳本村雨乞い太鼓踊り
(とばせほんむらあまごいだいこ)
活動中
分類名:風流(風流踊)
戸馳島は大きな川がなく、昔から干ばつに悩まされ、島民の水に対する思いは厚く、雨乞いの行事は高まっていきました。村人が大きな太鼓を買い求めると霊照寺(れいしょうじ)八代住職密了師(みつりょうし)は二つの鬼の面を掘って村人に渡しました。そして、村人は夏になると毎年、舞い踊りました。特に雨の降らない年は島じゅうの漁船を若宮海岸に並べ、太鼓、踊り子、笛吹き、鐘打ち、船の漕手の男衆が船に乗り、ドンドン、カンカン、ピーヒャラホと踊りながら、島を一周しました。 《演目》道楽、早楽、船楽。 《構成》太鼓引き20〜30、太鼓打ち3、笛5、鐘2、踊り20。
地域
宇城市
分類
風流(風流踊)
伝承地
三角町戸馳(三角本村)
文化財指定等
主な公開日
2021年10月
場所
戸馳島全域
保存団体
戸馳本村雨乞い太鼓保存会