田浦町俵踊り
(たのうらまちたわらおどり)

活動中

分類名:風流(俵踊り)

元禄4年(1691年)5月、濱村(はまむら)(今の大字田浦町)の三島屋善四郎、竹田段次の一行が伊勢参りの帰り道、筑前の国(今の福岡県)の田浦という同じ地名の所で、俵踊りと槍踊りを見物して深く感じ入り、乞うて伝授を受けました。  帰郷して早速、俵踊りは7,8歳から12,3歳までの子供たちに、槍踊りは17,8歳から22,3歳までの若者たちに教えこみ熟練させて、雨乞い、豊年祝い、その他の慶びや催しごとに余興として出演させるようになりました。  この俵踊りは、三味線、太鼓、鼓、笛などの楽器を用いての囃子付き、しかも道拍子と前芸を添えた優雅な懐古調のもので、古代の年貢米(納税)完納を祝福するおどりとも言われています。

地域

芦北町

分類

風流(俵踊り)

伝承地

芦北町田浦

文化財指定等

芦北町無形民俗文化財  昭和54年3月20日

主な公開日

10月18日、11月

場所

町施設 田浦阿蘇神社

保存団体

田浦町古代俵踊り保存会