築山花棒踊り
(つきやまはなぼうおどり)

分類名:風流(棒踊り)

築山花棒踊りは武術から転化した踊りです。江戸時代の終わり頃、浮田松四郎という人物が、小笠原流・真影流の護身術と棒術の奥義を会得した素浪人から両流を伝授され、後に松四郎の子浮太郎から3人の百姓に伝えられ、この地に棒術が普及しました。しかし、棒術は武術であり、当時、農民には禁じられていました。武術としての型を消すために踊り手の持つ棒の両端に色房の飾りを取り付け、舞踊的傾向を帯びたものにし、当時流行した唄の音頭に合せて一斉に踊るようにしたのが築山花棒踊りです。

地域

玉名市

分類

風流(棒踊り)

伝承地

玉名市築地

文化財指定等

玉名市指定重要無形民俗文化財 平成20年10月14日

主な公開日

場所

保存団体

築山花棒踊り保存会