内潟龍神太鼓
(うちがたりゅうじんたいこ)
活動中
分類名:風流(風流踊)
内潟龍神太鼓は、笛、鐘、太鼓、鬼舞、踊り子で構成されており、「道楽」、「早楽」の2通りのたたき方があります。音に合わせて鬼は舞い、踊り子は花菜配を指先で持ち、巧みに回し、天に向かって振り上げ、「ヨイサッサー、ヨイサッサー」と調子よく舞い進みます。「よい雨よ、サッサと触れ」という意味を持ち、天から雨を迎える動作で、天の神様にお願いするのが雨乞い太鼓です。内潟に伝わる鬼の面は、戸馳の島が阿蘇家の領地であったころ、稲が実り、秋の収穫になると、船に乗った盗賊が襲ってきて、収穫物を奪っていきました。村民の嘆きを聞かれた阿蘇氏の代官は、能に使う鬼の面を渡して、盗賊を追い払えと教えてくれたのです。鬼の出現に恐れをなして、それ以後は島を襲うことはなくなったと伝えられています。
地域
宇城市
分類
風流(風流踊)
伝承地
三角町内潟
文化財指定等
主な公開日
不定期
場所
稲荷神社
保存団体
内潟龍神太鼓保存会