(とこせい)

活動中

分類名:生産・生業

北川、笹尾地区に残されている奴の演技は、いつの時代からはじめられたかは不明ですが、古老の口伝えによると、2年以上干ばつが続いた時の雨乞い行事としてはじめられたとされています。過去において、2年以上続いた干ばつは天明4年から5年(約200年前)の他はないことから、その時からではないかと考えられます。北川地区は元種山(現東陽町)手永に属していましたが、明治6年(1873年)の干ばつから宮原三神宮秋の大祭神幸行列に加わリ今日に及んでいます。「奴」の動作は、雨を降らすという目的から「振り」の動作が主体で、雨を降リ(振リ)出し、各家々に幸福を振リ込むという意味にも通じています。

地域

氷川町

分類

生産・生業

伝承地

氷川町(旧竜北町)大野(北川・笹尾)

文化財指定等

氷川町(旧竜北町無形民俗文化財 昭和50年4月1日)

主な公開日

毎年10/13

場所

三神宮

保存団体

奴保存会