東松崎底井樋太鼓踊り
(ひがしまつざきそこいびたいこおどり)

活動中

分類名:風流(風流踊)

東松崎は天保12年(1841年)の冬、新田開発により50軒の農家が入植したと言われています。干ばつに泣かされた村民を救うため、弱冠21歳の松田喜七庄屋が、猫の迫溜池の水を持ってくるために、寝食を忘れ、財産を投げ打って奔走し、大野川の底にサイホン式の水道管を設置することを決断しました。最初は、水道管を木材で作ったため、潮水が入り込み、失敗の連続でしたが、その後、轟泉水奉行(とどろきせんすいぶぎょう)の花村信介から、門外不出の漆喰法をやっとの思いで伝授され、石材に漆喰を塗り、不知火海から押し寄せる潮流と闘いながらの難工事を克服し、嘉永5年(1852年)7月27日に見事完成しました。

地域

宇城市

分類

風流(風流踊)

伝承地

松橋町東松崎

文化財指定等

主な公開日

不定期

場所

豊川神社 東松崎公民館

保存団体

東松崎底井樋太鼓踊り保存会