菊池の松囃子
(きくちのまつばやし)

活動中

分類名:神楽

南北朝時代、征西将軍懐良親王を迎えた菊池武光公が正月を寿ぐために始めたのが始まりといいます。菊池の「松囃子」は祝言の勢利婦(セリフ)、大鼓と太鼓と地謡の囃子による笹を持っての舞、太鼓と地謡の囃子による扇の舞の3段からなります。この第三段の「春の色は東よりなびきおさまりぬ」以下の詞章は、室町幕府の松囃子をつとめた観世の「松囃子」と共通するところがあり、深い関連が考えられます。

地域

菊池市

分類

神楽

伝承地

菊池市隈府上町

文化財指定等

国指定無形民俗文化財 平成10年12月16日、国選択無形民俗文化財 昭和48年11月5日

主な公開日

10月13日

場所

松囃子能場

保存団体

御松囃子御能保存会